スピリタスを飲んでみた話
おはようございます
先日某氏からあるウォッカを頂きましたので記事にしてみようと思います。
その名もスピリタス。
世界一アルコール度数の高い酒として知られており、その度数は常識を超える96度。原産国はポーランドで、原材料は穀物とジャガイモ。現地の言葉ではエタノールという意味だそう。北米では禁止されている州も存在します。
瓶にはしっかり「火気厳禁」とありまして、飲んでる最中の喫煙すら危険とのこと。調べたところポーランドでは消毒液や果実酒を作る際に使用される程度で、そのまま飲むことはめったにないそうです。
Wikipediaを読み進めていきましたがただただ「アホすぎる」という感想だけが脳内に浮かびます。
そして今回の本題
「スーパーヤリヤリサワーを作ってみたい」
です
すこし前から某大学のサークルで使われ、代々最高の調合を目指して試行錯誤が繰り返されていたらしく、例の事件ではスピリタスをカプセルに詰めそのまま飲ませたり、居酒屋に持ち込んで店の酒に混ぜたりしたようです。
しかし、私には少し難易度が高いのでまずは
「スピリタスをカクテルベースにして美味しく飲む」
を目標に設定し、リキュールやシロップと混ぜ美味しく飲みやすいスーパーヤリヤリカクテルを開発したいと思います。
割材
☆リキュール☆
青バナナ
ブルーキュラソー(柑橘)
☆その他ノンアルコール☆
ライム果汁
モヒートシロップ
炭酸水
氷
とりあえずお試しということで今回は特に条件を設定せず飲みます
スピリタスを開け いざ飲むぞと意気込んだところでいきなり手足に零しまくってしまい、せっかくなので怖いもの見たさに舐めたところ既に蒸発しており「大変なものを飲もうとしている」ということを自覚し始めました。
1杯目
カクテルに炭酸水を足し飲みやすくしました。
味はオレンジとライムが爽やかで、スピリタスの後味の特徴である仄かな甘味がふんわりとして美味しかったです。
ちなみに炭酸水ナシも飲みましたが味とアルコールが濃いくらいで飲めそうでした。
2杯目
スピリタス+モヒートシロップ+ライム+炭酸水
無限に歯磨き粉。アルコール入りの歯磨き粉を水で溶いた味でした。特に作り方などは存在せず、私がモヒート好きなので買ってみたのですが比率がおかしかったみたいです。あと炭酸があまり良くなかったかも。水の方が合っている感じがします。無駄に量を作ってしまったので3杯目もこれでした。
4杯目
スピリタス+青バナナ+ライム+炭酸水
甘い香りと青バナナの特徴的な後味スッキリとした苦味がスピリタスの仄かな甘味と合わさってなかなかよかったと思います。正直な話この時点でもうかなり気持ちよくなってきており、風呂に入るのがしんどかったです。
5杯目、6杯目と最初に飲んだものをもう1回作り、順調におつまみも減り楽しかったのですが、6杯目を半分飲んだところでふと台所に立とうとした瞬間ありえないめまいに襲われ「ウワー、酔ってる」と考えたことを覚えています。そのまま寝るかと全てを放置してベットに飛び込んだのですが30分後にはトイレで吐きまくってました。「寿司が勿体ねぇ〜」と思っていました。(つまみは寿司でした。)
吐いてからはぐっすり眠れ、二日酔いもなく朝は普通に迎えることができました。
世界一アルコールが強いスピリタス。流石96度ともあると香りが完全に消毒液のそれですし、お遊びですら原液で飲もうという気にもなりません。ただ、キチンと用量を守ればこれ程コストパフォーマンスに優れた酒もないと思います。手軽に酔えます。
最初は「喉が焼ける」「体育会系も泣く」「ロシア人も飲まない」等々を見聞きして震えていたのですが割りまくったおかげで美味しく飲めました。
スーパーヤリヤリ状態(気絶、動けなくなったり)には特にならなかったけれど、お酒になれていない人たちが私が今回飲んだ量よりも果てしない量を飲まされたことを考えると気絶も脱糞もするよなあと言った感じです。
拙いレビューですがこれで終わります。
ありがとうございました。